今夏、大型補強でイングランド・プレミアリーグで最大の話題をさらっていたマンチェスター・Cは15日、2009-10シーズン開幕戦のブラックバーン戦をアウェーで行い、2-0で勝利した。

　気になるマンCのスタメンは以下の通り。

GKシェイ・ギブン
DFリチャード・ダン、コロ・トゥレ、ウェイン・ブリッジ、ミカ・リチャーズ
MFスティーブン・アイルランド、ギャレス・バリー、ショーン・ライト・フィリップス
FWロビーニョ、クレイグ・ベラミー、エマニュエル・アデバヨル

　マンUから移籍してきたカルロス・テベス、昨季から在籍のマルティン・ペトロフらはベンチスタートとなった。新加入ロケ・サンタクルスは治療のためベンチからも外れている。

　試合は開始3分、中央のアデバヨルから右サイドのショーン・ライト・フィリップスへの展開。その折り返しを駆け上がったアデバヨルが右足で決めてマンCが早々に先制する。

　その後はホームのブラックバーンが攻め、マンCがカウンターを仕掛ける展開となったが、前半中盤から終盤にはピンチの連続。
　26分にはFWベネディクト・マッカーシーの直接FKがゴールを襲うもギブンがキャッチ。直後の27分にもPA内からCKからDFクリストファー・サンバがゴール右下隅に放った決定的なヘディングシュートもギブンがワンハンドクリア。36分には右サイドを突破され、中央のFWジェイソン・ロバーツにシュートを放たれるが、これもギブンがクリアするなど、アイルランド出身の守護神がゴールにフタをした。

　後半もブラックバーンがマンCゴール前に迫るシーンがあったがギブンが好守。マンCもロビーニョ、アイルランドがシュートを放つも決めきれない。後半24分にはロビーニョに代わってテベスが出場。そしてロスタイムにアイルランドがPA内一人で粘ってからのシュートで追加点を決め、試合はそのまま2-0でマンCが白星スタートを飾った。