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[ブラジルL34週]3人の退場者出したサンパウロが首位浮上

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 11月4、7、8日にブラジル全国選手権(カンピオナート・ブラジレイロ)・セリエA(1部リーグ)第34週の試合が各地で行われた。

 他の試合に先駆けて4日にはグレミオ対2位サンパウロの試合が行われた。試合はグレミオが先制したが、31分にダゴベルトのゴールで同点。その後、サンパウロは77分、64分にワシントンと交代で入ったばかりのボルジェス、78分にダゴベルト、そして90分にジャンと3人もの退場者を出したが1-1で試合を終え、パルメイラスを抜き首位に立った。

 前節最下位を脱したフルミネンセはホームで暫定2位となったパルメイラスと対戦。0-0で前半を折り返すと59分にフレッジが3試合連続ゴールを決めたフルミネンセが1-0で勝利した。フルミネンセはこれで17位へと順位をふたつあげた。

 一方、前節最下位に転落したスポルチ・レシフェはクルゼイロと対戦。12分、16分と立ち上がりにウィルソンのゴールでリードを広げたスポルチだったが、19分、52分に失点し2-2の同点に。さらに56分に退場者を出し、64分に逆転弾を許した。試合終盤には2人目の退場者を出したスポルチは2-3で敗れ、この日19位に落ちたナウチコとの勝ち点差は5となっている。なお、シャムスカ監督は試合後、みずから辞任を申し出て受理された。同クラブはシーズン当初率いていたネルシーニョ監督、そのあとを継いだエメルソン・レオン監督、そしてシャムスカ監督とJになじみの深い監督が入れ替わり就任したが、低迷が続いている。

 その他、アトレチコ・ミネイロ対フラメンゴの一戦でアウェーのフラメンゴが2-1からアドリアーノの2試合連続ゴールで3-1と突き放し勝利を確定させた。コリンチャンス対サントアンドレでは36分にロナウドのゴールでコリンチャンスが先制。76分にはデンチーニョが加点し、コリンチャンスが2-0で勝利した。試合結果と主な順位は以下の通り。

■11月4日
グレミオ1-1サンパウロ
■11月7日
ビトーリア0-1アバイ
サントス3-1ナウチコ
スポルチ・レシフェ2-3クルゼイロ
■11月8日
フルミネンセ1-0パルメイラス
アトレチコ・ミネイロ1-3フラメンゴ
コリンチャンス2-0サントアンドレ
アトレチコ・パルメイラス2-0ゴアイアス
グレミオ・バルエリ1-1インテルナシオナル
ボタフォゴ2-0コリチーバ

■主な順位
1 サンパウロ
2 パルメイラス
3 フラメンゴ
4 アトレチコ・ミネイロ
5 クルゼイロ
6 インテルナシオナル
7 アバイ
8 コリンチャンス
9 グレミオ
10 ゴイアス



18 サントアンドレ
19 ナウチコ
20 スポルチ・レシフェ

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