マンチェスター・U(イングランド)のフランス代表DFパトリス・エブラが、『スプライト』を飲むのを断念した。

　11日の英紙ザ・サンによると、14日と18日に行われるW杯欧州予選プレーオフ・アイルランド戦を控えるエブラは「ここ何日も、特定の人がわざと緑色(アイルランド代表のチームカラー)の服を着てるんじゃないかと思ったよ。僕が勝手に想像していただけなんだけどね。でもこの前、僕はスプライトの缶を開けたときに、飲み物を変えようと決めたんだ。僕は緑色のものを見た瞬間、アイルランドのことを考えてしまうからね」

　「ユナイテッドでは、ここ数日難しかった。ジョン・オシェイ(アイルランド代表DF)がクルック・パークは地獄だと言うもんだから、僕はからかってやったんだ。これは普通のことだよ。イングランドがEURO2008の予選で失敗したとき、イングランド代表のチームメイトにTVのリモコンのスイッチを変えるのが大変になるねって言ってやったんだ。そして、また同じことが始まった。ダレン・フレッチャー(予選敗退が確定しているスコットランド代表MF)は、僕に夏を一緒に過ごそうよって言うんだ。冗談をはやめてもらいたいよね。僕らは出場権を確保しなければならない。このことは頭から離れないんだ」とコメントしたとのこと。

　前回準優勝のフランスはアイルランドとのプレーオフを制すれば、4大会連続13度目のW杯出場となる。

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(文　宝田雅樹)

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