フランスのサッカー専門誌であるフランス・フットボールは1日、2009年の世界最優秀選手賞「バロンドール」にバルセロナ(スペイン)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選出されたことを発表した。同国選手の受賞は初。昨シーズンの受賞者、R・マドリー(スペイン)のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが2位、スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(バルセロナ)が3位に選ばれている。

　1956年に欧州年間最優秀選手賞として創設された「バロンドール」は現在、全世界の選手を対象に世界各国の専門記者の投票で決定。メッシは473ポイントを獲得し、2位のC・ロナウドに過去最大の240ポイント差をつけた。

以下、ポイント上位(所属クラブは現在のもの)
1.FWリオネル・メッシ(バルセロナ)473p
2.FWクリスティアーノ・ロナウド(R・マドリー)233p
3.MFシャビ・エルナンデス(バルセロナ)177p
4.MFアンドレス・イニエスタ(バルセロナ)149p
5.FWサミュエル・エトー(インテル)75p
6.MFカカ(R・マドリー)58p
7.FWズラタン・イブラヒモビッチ(バルセロナ)50p
8.FWウェイン・ルーニー(マンチェスター・U)35p
9.FWディディエ・ドログバ(チェルシー)33p
10.MFスティーブン・ジェラード(リバプール)32p

(文　吉田太郎)