元日本代表MF中田英寿氏が、日本代表のW杯での戦い方などについて言及した。

　中田氏はW杯の優勝トロフィーの紹介イベント(詳細はコチラ)に参加するため南アフリカのケープタウンを訪問中。

　2日のスポーツ各紙のweb版によると、現地時間1日に取材に応じ「やるからには優勝を目指さないと意味がない。そのためには、相手がどこになろうが関係ない」と現地時間4日(日本時間5日未明)に行われるW杯の組み合わせ抽選について応えたという。

　報道では、中田氏は自身が参加した3度のW杯について「相手がどことか、(目標を)予選突破、何位とか考えてプレーしたことは一度もない」と振り返り、岡田ジャパンについては「(W杯)初心者から中級者になる中で、日本はこういうサッカーをするんだ、と世界で認識される戦い方を確立するべきだ」と“提言”したという。

　「コカ・コーラ FIFAワールドカップ トロフィーツアー」のアンバサダーに任命されている中田氏は今後、現地でのイベントに参加し、自身のHPなどで活動を報告する。

(文　近藤安弘)