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イングランドは与し易いGLに

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 10年W杯GLの組み合わせ抽選が4日(日本時間5日)に行われ、C組はイングランド、アメリカ、アルジェリア、スロベニアという顔合わせとなった。

 地元開催の66年W杯以来の優勝を目指すイングランドにとっては、理想の組分けになったといえるだろう。09年コンフェデレーションズ杯準優勝のアメリカはともかく、今回出場するチームの中では、アルジェリアとスロベニアはそれぞれの大陸で最も実績が乏しいチームでもある。

 当面のライバルであろうアメリカとは50年W杯のGLで対戦し、W杯史上最大の番狂わせと言われた試合で屈辱の敗戦。60年ぶりにリベンジの機会が巡ってきたと言える。

 なお、イングランドを除いた3チーム同士は、互いに公式戦はおろか、親善試合での対戦経験も無し。それぞれが未知との遭遇になる。

 首位通過の予想はやはり、地力に勝るイングランドが一番手か。2位争いは経験、実績で勝るアメリカが有利だが、C組全てのチームと未対戦のアルジェリアの存在も不気味。逆に、これといった要素を持っていないスロベニアは、まずは1勝を目指し、前回出場した02年W杯と同じ轍(3戦全敗)を踏まないことが大事だろう。

(文 宝田雅樹)

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