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幸運が舞い降りた前回王者

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 10年W杯GL組み合わせ抽選の結果、前回王者イタリアが非常に恵まれたGLに組み込まれた。

 イタリアがシードされたF組にはパラグアイ、ニュージーランド、スロバキアという顔触れが並んだ。偶然にも各ポットで最も最新FIFAランクが低いチームばかりが集まっており、イタリアにとっては望外の抽選結果と言えるだろう。

 初戦で対戦するイタリアとパラグアイだが、W杯では50年W杯のGL以来の対戦。当時もイタリアは前回王者として大会に臨み、2-0で勝利を収めている。

 一方、スロバキアだが、チェコスロバキアからの分離独立以降は初の国際大会の出場。チェコスロバキア時代では公式戦でイタリアと5戦して2勝2分1敗と五分。しかし、W杯の舞台ではイタリアが2戦2勝となっている。

 GL展望だが、イタリアが首位通過する可能性はかなり高いといえる。2位争いはパラグアイとスロバキアとの一騎打ちといえ、過去3大会で2度の決勝トーナメントを果たしているパラグアイが経験値的に有利か。最も力が劣ると見られているニュージーランドにとっては、まずは勝ち点獲得が目標となるだろう。

(文 宝田雅樹)

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