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ビッグクラブが興味を示すクラニイ

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Text alert@ドイツ・ケルン

 ドイツ・ブンデスリーガでゴールを量産中のケビン・クラニイ。ここまで18ゴールと絶好調だが、この活躍に欧州の多くのクラブが注目していると4月7日付ドイツビルド紙では、報じている。

 同紙によれば、「ユベントス(イタリア)、ディナモ・モスクワ、CSKAモスクワ、ゼニト(ロシア)、バーミンガム、サンダーランド(イングランド)、ガラタサライ、フェネルバフチェ、ベシクタシュ(トルコ)などのクラブがすでに、クラニィの代理人に問い合わせをしてきている」と言う。

 また5日付のキッカー誌によれば、ユベントスは4年契約の手取り総額18億円ほどのオファーを出す準備ができていると言う。
 同誌によると、本人は「何も決まっていないよ。まだまだいろいろな可能性があると思うし」とコメントしている。

 しかし、現在最も声をかけてほしいのは、ビッグクラブではなく、ドイツ代表監督ヨアヒム・レーフからの一声であろう。昨年のW杯予選ロシア戦で、メンバーから外されたことで、試合中にチームを無断で離れたことで、レーフ監督とは関係が壊れたままの状態。こじれた関係を修復するには、誠実に、そして着実にゴールを量産していくしかないだろう。

(文 福岡正高)

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