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今節は水原vs.城南、浦項vs.全北。ACL勢同士が激突:韓国Kリーグ第7節

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 Kリーグは9日から11日、第7節を行った。AFCチャンピオンズリーグ出場中の水原三星ブルーウィングスと城南一和天馬、浦項スティーラーズと全北現代モータースがそれぞれ対戦した。

 現在9位の水原がホームに同5位の城南を迎え撃った一戦は、城南の新人FWチョ・ジェチョルが大活躍。前半8分に元甲府のFWラドンチッチのクロスから右足で先制ゴールを決めると、23分にも元コロンビア代表FWマウリシオ・モリーナのFKを頭で合わせて追加点を挙げた。水原は後半27分にハ・テギュンのゴールで1点差へ詰めたが、及ばず。2-1で勝った城南は今季3勝3分と無敗、ACLを含めても7勝3分と無敗進撃を続けている。

 浦項対全北は互いに激しく点を取り合った結果、3-3で引き分けた。試合は前半19分、元清水のMFチェ・テウクのゴールによりアウェーの全北が先制。だが浦項は25分に韓国代表MFキム・ジェソンが決めた同点ゴールを皮切りに、28分のDFキム・ジョンギョム、41分のMFファン・ジンソンのゴールにより、3-1と試合をひっくり返した。これに対して全北はなかなか追撃できなかったが、試合終了間際から劇的な同点劇を演じる。後半41分に途中出場のDFソン・ジョンヒョンのラストパスから韓国代表のエースFWイ・ドングッが同点ヘッドをたたき込むと、ロスタイムの49分にはMFエンニヨがPKを決めて引き分けへと持ち込んだ。

 首位の蔚山現代ホランイは済州ユナイrテッドFCを1-0で下し、4連勝。首位を守った。蔚山は前半16分に、スルーパスに反応したパラグアイ人FWオルティゴサがPA内で倒されてPKを獲得。このチャンスを自ら右足で決めて先制した。チームは相手のミドルシュートがクロスバーを叩く幸運もあり、1点を死守。4連勝としている。その他、2位のFCソウルは大邱FCに3-2で勝利。また3位の慶南FCは江原FCを2-1で下してそれぞれ上位をキープしている。

その他の試合結果は以下の通り
全南ドラゴンズ2-3光州尚武フェニックス
釜山アイパーク2-1仁川ユナイテッドFC

大田シチズンは今節試合なし

第7節終了時の主な順位は以下の通り
1 蔚山現代ホランイ(16)+3
2 FCソウル(15)+9
3 慶南FC(14)+6
4 城南一和天馬(12)+10
5 全北現代モータース(12)+4
6 済州ユナイテッドFC(10)+2

(文 吉田太郎)

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