beacon

フレブ弟ゴールなどで深セン首位キープ、アン・ジョンファンはFK弾:中国CSL4節

このエントリーをはてなブックマークに追加

 中国サッカー協会スーパーリーグ(CSL)は17日と18日に第4節を行った。

 首位の深セン紅鑽はホームでAFCチャンピオンズリーグ出場の長春亜泰と対戦。2-1で逆転勝ちした。試合は前半2分、元中国代表MF王棟のゴールで長春が先制。だが深センは37分、PAでの混戦からMF黎斐が豪快な左足シュートを決めて同点に追いつく。さらに深センは後半2分、スルーパスで抜け出したFWヴャチェスラフ・フレブ(シュツットガルトMFアレクサンドル・フレブの実弟)が左足ダイレクトでシュートをゴール右サイドネットへ突き刺し、2-1で逆転勝ち。3勝1分で首位を守った。

 昨年のリーグ王者・北京国安と大型補強で注目を集める陝西中建との一戦は、北京国安が1-0で制した。北京は後半24分にMF祝一帆が豪快な右足ミドルをたたき込み先制。中国代表GK楊智の好守などでこの1点を守る北京に対し、陝西は試合終盤の後半39分に退場者を出し万事休す。北京が1-0で勝利し、2位へ浮上している。

 ACL出場組では昨年3位の河南建業がアウェーで江蘇舜天とスコアレスドロー。大連実徳と対戦した山東魯能は大連FWジェームス・チャマンガに先制ゴールを奪われると、後半32分にも韓国代表FWアン・ジョンファンにFKをねじ込まれ2点ビハインドとなった。それでも後半35分、そしてロスタイムに中国代表FW韓鵬が頭で2発をたたき込み、2-2の引き分けに持ち込んでいる。

その他の試合結果は以下のとおり
遼寧宏運 3-3 青島中能
重慶力帆 2-0 長沙金徳
天津泰達 0-2 上海申花
南昌八一 3-2 杭州緑城

<写真>首位を守った深セン
(文 吉田太郎)

中国CSL2010特集

TOP