[6・13 10年W杯GL・C組 アルジェリア vs. スロベニア ピーター・モカバ]

　10年W杯は大会3日目に突入。南アフリカ北東部のポロクワネのピーターモカバではグループリーグC組のアルジェリア対スロベニアの一戦が行われ、後半34分にMFロベルト・コレンが決めた決勝ゴールによりスロベニアが1-0で勝利。W杯初勝利を飾った。

　再三左サイドを駆け上がる左SBナディル・ベルハジと左MFカリム・ジアニを中心にチャンスメークするアルジェリアはベルハジの左足FKや、左CKからDFラフィク・ハリシェが放ったヘディングシュートで相手ゴールを狙う。一方、なかなか効果的な攻撃を展開できないスロベニアだったが、前半終了間際に10番のMFバルテル・ビルサが立て続けに左足ミドルへ持ち込むなど徐々に持ち返した。

　0-0のまま迎えた後半28分、アルジェリアは途中出場のFWアブデルカデル・ゲザルが2枚目の警告を受けて退場してしまう。すると34分、スロベニアはMFコレンが右足ミドルを決めて先制。5分間のロスタイムを含め、この1点を守ったスロベニアが勝ち点3を獲得した。

(文　吉田太郎)

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