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長友の移籍先がセリエA・チェゼーナへ近日中に決定か

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 FC東京の日本代表DF長友佑都が、セリエA・チェゼーナへ移籍することが有力になったと8日のスポーツ各紙が報じた。

 買い取りオプション付きのレンタル移籍とされ、10日前後に長友の代理人がクラブ側と会談、出場機会や条件面などを総合的に判断して決断する見通しとしている。7日付のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトも「チェゼーナが長友に近付いている」と報道しており、実現の可能性は高そうだ。

 チェゼーナは昨季セリエBで2位に入り、20年ぶりの1部復帰を果たした。マッシモ・フィッカデンティ監督が直々に、ラブコールを送っている。日刊スポーツは指揮官を直撃取材しているが、「クラブには長友を獲得してもらう予定。まだ正式に合意はしていないが、数日中には移籍が決まると聞いている」と語ったという。

 長友のもとには、ローマやバーミンガム、マインツなどからも打診があったが、あえて強豪ではなく下位クラブから着実なステップアップを目指す方針という。チェゼーナは下部組織の充実度には定評があり、若手を育成することには長けている。

 まだ最終決定ではないが、クラブ側との会談がすんなりと進めば、週明けにも移籍が正式合意に至る可能性もある。長友も近日中に態度を決めることを明かしており、動向に注目が集まる。

(文 近藤安弘)

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