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韓国代表、2年7ヵ月ぶりのホーム戦黒星

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 韓国代表は7日、ソウルでイラン代表と国際親善試合を行い、0-1で敗れた。韓国代表がホームで敗れるのは08年1月末のチリ代表戦以来、約2年7ヵ月ぶり。一方のイランは国際Aマッチの連勝を6へ伸ばした。

 3-4-3システムの韓国はGKがチョン・ソンリョン(城南)で3バックはホン・ジョンホ(済州)、元鹿島DFイ・ジョンス(アルサード)、そしてF東京のキム・ヨングンのトリオ。中盤はユン・ビッカラム(慶南)とキ・ソンヨンをダブルボランチに右がチェ・ヒョジン(ソウル)で左がイ・ヨンピョ(アル・ヒラル)。イ・チョンヨン(ボルトン)、パク・ジュヨン(モナコ)、パク・チソンが3トップを務めた。

 韓国は試合開始直後の1分、パク・ジュヨンからのスルーパスに反応したイ・チョンヨンが決定機を迎えるが、シュートはGKの足に防がれゴール成らず。さらにCKからホン・ジョンホが放ったヘディングシュートがゴールポストをかすめるが、得点を奪うことができない。

 逆に34分、韓国は自らのミスにより先制点を献上してしまう。キ・ソンヨンが放った左FKの跳ね返りをセンターサークル付近で処理したイ・ヨンピョのバックパスが短く、インターセプトしたMFマスード・ショジャエイが独走。そのまま右サイドを駆け上がったショジャエイにループシュートを決められてしまった。

 後半メンバーを大きく入れ替えた韓国は、21分には新潟FWチョ・ヨンチョルを投入し、パク・チソンをボランチへ移動させるなど手を打ったが、ゴールが遠い。パク・チソンや途中出場の右MFチャ・ドゥリ(セルティック)がチャンスメークする場面もあったが、最後まで1点を奪うことができず、チョ・グァンレ新監督就任2戦目で早くも黒星をつけられた。

(文 吉田太郎)

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