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クラシコ、バルセロナがモウリーニョのレアルを5-0粉砕

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クラシコ、バルセロナがモウリーニョのレアルを粉砕

 スペイン1部リーグのリーガ・エスパニョーラは29日、バルセロナ対R・マドリーの伝統の一戦「クラシコ」がバルセロナホームのカンプノウスタジアムで行われ、バルサが5-0で圧勝。ジョゼ・モウリーニョ監督率いるレアルを粉砕し、レアルを抜いて首位に浮上した。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるホームのバルセロナはGKビクトル・バルデス、4バックはダニエウ・アウベスカルレス・プジョルジェラール・ピケエリック・アビダル。中盤はアンドレス・イニエスタセルヒオ・ブスケツシャビ・エルナンデスで構成し、前線にリオネル・メッシダビド・ビジャペドロ・ロドリゲスを配した。
 対するR・マドリーのGKはイケル・カシージャス。4バックはセルヒオ・ラモスペペリカルド・カルバリョマルセロ。中盤にはサミ・ケディラメスト・エジルのドイツコンビに加えてシャビ・アロンソアンヘル・ディ・マリア、トップにはクリスティアーノ・ロナウドカリム・ベンゼマが入った。

 均衡した展開も予想された試合は序盤からホームのバルサが主導権を握る。前半10分とまだ序盤の時間帯、イニエスタのスルーパスに反応したシャビのループシュートでバルサが先制。さらに18分にはレアルGKカシージャスのはじいたこぼれ球をペドロが押し込み、2-0。反撃したいレアルだったが、頼みのロナウド、ディ・マリア、ベンゼマら攻撃陣はバルサ守備陣にマークにつかれ、自由にさせてもらえない。

 後半に入るとレアルのモウリーニョ監督は、エジルに変えてラサナ・ディアラを投入。しかし55分、メッシのスルーパスから抜け出したビジャが3点目を決めると、58分にもメッシのパスから最後はビジャが決めて4-0。さらに試合終了間際にはジェフレン・スアレスもゴール。1点でも奪い返したいレアルは後半ロスタイムにセルヒオ・ラモスが一発退場を受けるなど、いいところなし。終わってみれば昨季王者のバルセロナが得意のパスワークをいかした攻撃でレアルを圧倒し、5-0で勝利した。

 この結果、リーガ・エスパニョーラはバルサが勝ち点34で首位に浮上。敗れたレアルは同32で2位に付けている。

[写真]2ゴールでとどめを指したビジャ

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