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[アジア杯]オーストラリア対イラク戦プレビュー

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 カタール・アジア杯2011は22日、各地で準々決勝の2日目が行われ、C組首位通過のオーストラリアと、D組で2位通過を果たした前回王者イラクが対戦する。

 優勝候補にも挙げられているオーストラリアは、グループリーグ初戦のインド戦で4-0、続く第2戦の韓国に1-1と引き分け、最終戦のバーレーン戦で1-0の勝利。2大会連続のグループリーグ突破を果たした。

 初戦のインド戦を除いて苦戦を続けているオーストラリアだが、チームを救っているのはMFミル・ジェディナク。第2戦の韓国戦では同点ゴール、敗れればグループリーグ敗退もありえた最終戦のバーレーン戦では決勝点を決め、抜群の勝負強さを発揮。チームを支えている。

 対する前回王者イラクは、今大会の初戦イラン戦で1-2の逆転負けの黒星スタートを切った。続く第2戦のUAE戦では後半ロスタイムの幸運なオウンゴールで1-0の勝利。決勝トーナメント進出を懸けた第3戦北朝鮮でも1-0の勝利を収め、5大会連続の決勝トーナメント進出を果たした。

 中心選手は前回大会でMVPと得点王を獲得したFWユニス・マフムード。今大会はここまでノーゴールだが、持ち前のリーダーシップと経験を活かし、主将としてチームを牽引している。

 なお、オーストラリアとイラクの過去の対戦成績はオーストラリアの3勝1分2敗。最近では10年W杯アジア3次予選で対戦しており、それぞれのホームチームが1-0の勝利を収めている。

(文 宝田雅樹)

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