ドイツ・ブンデスリーガ2部のボーフムに所属する北朝鮮代表FW鄭大世は24日、FCエルツゲビルゲ・アウエ戦で後半22分から途中出場。試合終了間際の後半43分に右サイドでMFケヴィン・フォクトからのパスを受けると、GKの頭上を射抜く豪快な左足ミドルをゴール左隅へ叩き込んだ。

　今季9点目となるスーパーゴールで勢いに乗った鄭大世はさらにロスタイム突入後の46分、左サイドのゴールライン付近で相手のクリアをブロック。こぼれ球を拾ったFWジョバンニ・フェデリコのゴールを演出した。2-0の勝利に大きく貢献した鄭大世は自身のtwitterで「今日のゴールは個人的にも満足しています。自信を失っていましたが今日で吹っ切れました」とコメント。会心のゴールを喜んでいた。

(文　吉田太郎)