beacon

コットブス監督、上昇に向け「相馬のセンタリングに期待」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ブンデスリーガ2部では、1部昇格へ向けて激しい戦いが続いている。

 相馬崇人の所属するエネルギー・コットブスは現在勝ち点35で7位に付けているが、プレーオフ圏内のボーフムまで勝ち点差5(2位で細貝萌が所属するアウクスブルクとも勝ち点差5)、まだまだ巻き返しが可能な位置にいる。

 そんな中、2月8日付ドイツビルド紙では、クラウス・ディーター・エリッツ監督が昇格圏内へ向けて大きな期待を寄せている選手が、相馬だと報じている。
「タカは先週かなり疲労を見せていた。だから我々はわざわざ通訳をコトブスへ呼び寄せて、彼と話をしたんだ。そうすることで、彼は母国語で自分の気持ちを伝えることができた」とは同監督。

 同紙によれば開幕から8試合でレギュラーの座を失ったという相馬だが、ダニエル・ツィービヒが累積警告で次節出場停止ということもあり、チャンスが巡ってきそうだ。

 最後に監督は、こうコメントする。
「彼は試合に出るよ。我々は十分に話し合いをした。タカは日本からポルトガルへ、そして我々のところへやってきた。それは簡単なことではない。私は彼の能力を分かっている。とくに彼のセンタリングに期待している」

 昇格圏上昇への切り札となれるか?

[写真]相馬が鍵を握る存在に

(文 福岡正高)

▼関連リンク
W杯で躍進した「ドイツ流攻撃サッカー」で勝つための方法※外部サイトにジャンプします

TOP