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鄭大世のボーフム、レギュラー争いが加熱

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 ブンデスリーガ2部は優勝、準優勝チームが自動的にブンデスリーガへ昇格。3位となったチームはプレーオフへまわり、ブンデスリーガ16位のチームと戦うルールとなっている。

 現在2部で1位を走るのは、ヘルタ・ベルリンで勝ち点42。2位は細貝萌が所属するアウグスブルグで勝ち点40。3位には鄭大世のボーフムが勝ち点40で調子を上げてきている。
 4位から7位までの4チームは混戦し、特に相馬崇人の所属するコットブスは勝ち点35で7位につける。まだまだ巻き返しが可能な状況である。

 2月8日付ドイツビルド紙では、昇格争いの中、一時は調子を落としていたボーフムが再びトップフォームへ帰ってきたと報じている。その中で前半戦は絶対的なエースだった鄭大世だが、膝の調子や連戦の疲労からか、アジア杯以降コンディション調整に苦戦し、一方で他の選手が上向きになっているなか、レギュラー争いが激化してきたと伝えている。

 同紙によるとフンケル監督は「鄭大世にとって、ポジション争いは厳しくなっている。MFジョバンニ・フェデリコも調子を上げてきている。FWミルカン・アイディンも驚異的なレベルアップを見せてくれた。ユミト・コルクマズも信頼を得たところだ。我々は相手によってバリエーションを持てるようになってきた」とコメントする。

 前節にはスタメンを勝ち取った鄭大世には再びトップフォームを取り戻し、昇格へ向けてゴールを奪ってほしいところだ。

(文 福岡正高)

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