過去3年間のバロンドール受賞者であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが対戦する注目の一戦は、メッシのアルゼンチンに軍配が上がった。

　9日にスイスのジュネーブで行われた親善試合アルゼンチン対ポルトガル戦、前半14分にメッシのアシストからMFアンヘル・ディ・マリアがネットを揺らしてアルゼンチンが先制した。

　対するC・ロナウドも負けじと魅せる。前半21分に同点ゴールを叩き込んで試合を振り出しに戻した。

　後半に入ると、C・ロナウドがピッチを後にしたのに対し、メッシはそのまま出場。そして、そのメッシにより試合が決定付けられる。ポルトガル代表SBファビオ・コエントランのファウルで得たPKからメッシが決勝点を奪い、アルゼンチンが2-1で勝利。アルゼンチンが対ポルトガル戦で6戦5勝とし、相性の良さを見せ付けている。

[写真]マッチアップするC・ロナウドとメッシ

(文　宝田雅樹)