2月10日のドイツ・SKYの番組「タクシー・フースバル」では、現在バイエルン・ミュンヘンのルイス・ファン・ハール監督がその職を退くことがあれば、後任には現在ドイツ代表監督を務めるヨアヒム・レーブ氏が最適であるとしている。

　番組は司会者を中心に、見識者や、プロキャリアを持つ幾人かの選手たちと会場に集まったファンをも含めた討論形式で進められる番組。一部見識者からは、52歳と指揮官としては若いレーブ氏には、まだバイエルンの監督は無理だという意見も出たが、すかさずバイエルンファンから、「レーブの能力には疑いの余地がない」との意見も飛び出した。

　現在苦しい状況に、会場に集まったバイエルンファンからは、ヨアヒム・レーブ氏の名前に賛同する大きな拍手が起きていた。もしレーブ氏が2014年まであるドイツサッカー協会との契約を破棄し、バイエルンの監督に就任するようなことがあれば、CL制覇も近づくかもしれない。

(文 福岡正高)

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