ボルフスブルク(ドイツ)MFジエゴが25日、ホームで行われた国内リーグ第24節ボルシアMG戦で2得点を挙げ、勝利の立役者となった。

　5日に行われた同第21節ハノーファー96戦でFWパトリック・ヘルメスのPKを横取りして失敗し、スティーブン・マクラーレン監督解任の引き金を引いてしまったジエゴ。この日も前半28分に獲得したPKのキッカーを務めるが、またしても外してしまう。

　しかし、これに発奮したのか前半37分、右サイドのSBサシャ・リーターのグラウンダーのクロスに合わせて先制点を決めると、その8分後には直接FKから、ため息が出るような見事なゴールを決めて追加点を奪った。

　その後はボルシアMGの反撃を後半29分のDFフィリップ・ダームスのPK1点に抑えてボルフスブルクが2-1で逃げ切り。ジエゴが2得点の活躍を見せ、就任3試合目のピエール・リトバルスキー新監督に初勝利をプレゼントしている。

[写真]2得点を決めたジエゴ

(文 宝田雅樹)

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