R・マドリー(スペイン)は2日、ホームで行われた国内リーグ第30節で15位スポルティング・ヒホンと対戦。FWクリスティアーノ・ロナウド、FWカリム・ベンゼマといった主力を欠く苦しい布陣で臨んだ一戦は、後半34分にスポルティング・ヒホンMFデ・ラス・クエバスにゴールを許し、0-1と敗れた。この結果、ジョゼ・モウリーニョ監督がポルト(ポルトガル)時代から築いていたリーグ戦ホーム無敗記録は150試合で潰えている。

　試合後、モウリーニョ監督は会見で「サッカーはサッカー。ノーマルなコンディションなら1点、2点、3点、4点、と大量得点を決めるだけのチャンスを作っていた。スポルティングは守備、守備、守備そして得点を決めた。6度のチャンスをマドリードは作り出したが、運に見放された。それもサッカー」とコメントしている。

　同日に行われた試合で首位バルセロナがビジャレアルに勝利を収めたため、残り8試合で勝ち点差が8に拡大。R・マドリーは逆転優勝に向けて非常に厳しい状況に陥っている。

[写真]モウリーニョ監督のホーム無敗神話は潰えた

(文　宝田雅樹)

---

リーガ・エスパニョーラ