欧州主要リーグの日程が順次終了し、23日には欧州全体の得点王に与えられる2010-11シーズンのESMゴールデンシューが発表された。

　栄光に輝いたのは、リーグ通算40得点という過去最多の大記録を打ち立て、スペイン・リーガエスパニョーラの得点王となったクリスティアーノ・ロナウドで、自身2度目の受賞となった。2位にはリーグ通算31得点をあげたリオネル・メッシが入っている。
　以下3位にはイタリア・セリエAの得点王となったアントニオ・ディ・ナターレ、ドイツ・ブンデスリーガの得点王となったマリオ・ゴメスが入った。

　なお、ゴールデンシューは単純にゴール数だけでは決まらない。UEFA国別ランキングの上位5ヵ国(スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、イングランド)リーグの所属選手は、他国とのリーグ水準を調整するために得点を2倍で換算する。また、夏季リーグ(ノルウェーなど)でプレーした選手が、冬季リーグ(スペインなど)でもプレーした場合、両方で挙げた得点は合算しない。

　この結果、上位陣は以下のようになっている(データは5月23日現在。下記の中ではフランスリーグがまだ最終節を残しているため若干の変動の可能性はある)。

1.
クリスティアーノ・ロナウド(R・マドリー)
40 x 2 = 80

2.
リオネル・メッシ(バルセロナ)
31 x 2 = 62

3.
アントニオ・ディ・ナターレ(ウディネーゼ)
28 x 2 = 56
マリオ・ゴメス(バイエルン)
28 x 2 = 56

5.
エディンソン・カバーニ(ナポリ)
26 x 2 = 52

6.
パピス・シセ(フライブルク)
22 x 2 = 44

ムサ・ソウ(リール)
22 x 2 = 44

8.
アレックス(フェネルバフチェ)
28 × 1.5 = 42

ディミタル・ベルバトフ(マンチェスター・U)
21 x 2 = 42

サミュエル・エトー(インテル)
21 x 2 = 42

ケビン・ガメイロ(ロリアン)
21 x 2 = 42

カルロス・テベス(マンチェスター・C)
21 × 2 = 42

■過去のゴールデンシュー(数字左がゴール数、右が換算後のポイント)
09-10 リオネル・メッシ(34-68)
08-09 ディエゴ・フォルラン(32-64)
07-08 クリスティアーノ・ロナウド(31-62)
06-07 フランチェスコ・トッティ(26-52)
05-06 ルカ・トニ(31-62)