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細貝は1部デビュー果たすも、チームは追いつかれ痛恨のドロー

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 ブンデスリーガは13日、各地で第2節の2試合を行った。日本代表MF細貝萌が所属するアウクスブルク(ドイツ)はカイザースラウテルンと対戦し、先制するも追いつかれ、1-1で引き分けた。細貝は日韓戦から中3日ながら1点リードの後半28分から途中出場し、ドイツ1部デビューを果たした。

 クラブ創設100年以上の歴史があるアウクスブルクだが、1部での戦いはクラブ史上初。開幕戦を2-2で引き分け、今節こそは勝利を狙ったが痛恨の引き分けとなった。前半9分に先制したものの、後半35分に右サイドから崩されて失点を喫した。その後は追加点を決めることはできず。ブンデスリーガ1部での歴史的1勝を目前で逃す結果に終わってしまった。

 細貝は1点リードの後半28分からDFダービッツに代わり、ボランチで出場を果たした。しかし、その後に失点。終了間際の後半43分には左サイドでボールを奪い、ドリブルで約15mの距離を駆け上がった。PA手前で倒されてFKを獲得したが、味方が蹴り込んだボールは得点にはつながらなかった。結局1-1で試合は終了。自身の1部デビュー戦を白星で飾ることはできなかった。

 昨年12月に浦和から2013年6月末までの複数年契約でレバークーゼン(ドイツ1部)に加入。移籍後に2012年6月末までアウクスブルク(ドイツ2部)へレンタル移籍することが決定した。そして、加入1年目となった昨季は、途中出場が多かったものの、リーグ戦7試合に出場。クラブは2部リーグを2位で終えて、クラブ史上初の1部昇格を果たした。デビュー戦を白星で飾ることはできなかったが、まずはブンデスリーガ1部のピッチを踏みしめ、大舞台での第一歩を踏み出した。

試合後のコメント

[写真]ブンデスリーガデビューを果たした細貝萌

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