ブラジルW杯アジア3次予選は15日、各地で第5戦を行った。すでに日本とウズベキスタンの2位以内が確定しているC組では、日本がアウェーで北朝鮮に0-1で敗れ、予選初黒星。ホームでタジキスタンに3-0で快勝したウズベキスタンが4勝1分の無敗を守り、首位に浮上した。

　ヨルダンが4連勝で最終予選進出を決めていたA組では、ジーコ監督率いるイラクがそのヨルダンにアウェーで3-1で勝利。最終戦を残して2位以内を確定させた。

　B組では韓国がアウェーでレバノンに1-2で敗れ、勝ち点10で並ばれた。クウェートはホームでUAEに2-1で競り勝ち、勝ち点8に。勝ち点2差に3チームがひしめいている。来年2月の最終戦では韓国がホームでクウェート、レバノンはアウェーでUAEと対戦する。

　D組では、オーストラリアがアウェーでタイに1-0で競り勝ち、首位が確定。最終予選進出を決めた。2位争いはサウジアラビアが勝ち点6、オマーンが同5、タイが同4と熾烈になっている。来年2月の最終戦ではサウジアラビアはアウェーでオーストラリアと対戦。オマーンはホームにタイを迎える。

　E組ではイランがアウェーでインドネシアに4-1で快勝し、2位以内を確定させた。2位のカタールはホームで3位バーレーンと1-1で引き分け、バーレーンとの勝ち点差3をキープ。得失点差でも大きく上回っており、最終予選進出に大きく前進した。来年2月の最終戦でカタールはアウェーでイラン、バーレーンはホームでインドネシアと対戦する。

【A組】
シンガポール 0-4 中国
ヨルダン 1-3 イラク

【B組】
レバノン 2-1 韓国
クウェート 2-1 UAE

【C組】
北朝鮮 1-0 日本
ウズベキスタン 3-0 タジキスタン

【D組】
タイ 0-1 オーストラリア
サウジアラビア 0-0 オマーン

【E組】
インドネシア 1-4 イラン
カタール 0-0 バーレーン

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