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香川、決勝点演出!!ドルトムントが敵地で首位バイエルンを撃破

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 ドルトムントが敵地でバイエルンを撃破!! ブンデスリーガは19日、第13節2日目を行い、首位・バイエルンを勝ち点5差で追う2位・ドルトムントがアウェーでバイエルンに1-0で競り勝ち、前半戦の天王山を制した。

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は4-2-3-1のトップ下で4試合連続の先発出場を果たすと、後半20分にMFマリオ・ゲッツェの決勝点を演出。後半44分までプレーし、首位撃破に大きく貢献した。バイエルンのMF宇佐美貴史はベンチ外だった。

 立ち上がりから臆することなく立ち向かった。前半2分、スルーパスから右サイドを抜け出した香川はドリブルで切れ込み、ゴール前に折り返したが、DFにクリアされた。後半13分にはDFフンメルスの縦パスをFWレワンドフスキがワンタッチで流し、スペースに香川が走り込む。GKノイアーとの1対1から香川は右足アウトサイドでループ気味にシュートを狙ったが、ここはノイアーがビッグセーブ。ゴールこそならなかったが、決定的な形をつくると、その7分後についに均衡を破った。

 0-0で迎えた後半20分、左サイドから仕掛けたレワンドフスキがゲッツェ、香川とつなぎ、香川が右足アウトサイドでゲッツェにワンタッチでリターンパス。ボールはDFに当たって浮き球になると、DFボアテングが処理にもたつく間にゲッツェが素早く右足でゴールにねじ込んだ。

 ホームで先制を許したバイエルンは猛反撃に出るが、後半33分、MFルイス・グスタボのスルーパスからGKとの1対1を迎えたMFリベリの左足シュートはGKバイデンフェラーがスーパーセーブ。後半ロスタイムには右CKのセカンドボールをリベリがジャンピングボレーで狙ったが、惜しくもゴール上に外れた。

 結局、ゲッツェの先制点を守り抜いたドルトムントが1-0の逃げ切り勝ち。首位攻防戦を制し、2連勝で7戦負けなし(6勝1分)とした。一方のバイエルンは3試合ぶりの黒星を喫し、両チームの勝ち点差は5から2に縮まった。

[写真]決勝点を演出したMF香川真司がチームメイトと喜ぶ


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