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2戦ぶり先発も得点に絡めず、香川「ウインターブレイクが明けたら良くなる」

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 ブンデスリーガは3日、第15節2日目を行い、2位ボルシアMGと首位ドルトムントの首位攻防戦は1-1の痛み分けに終わった。ドルトムントのMF香川真司は2試合ぶりの先発出場を果たしたが、無得点のまま後半32分に交代。ボルシアMGのMF大津祐樹は2試合連続のベンチ外だった。

以下、試合後のコメント

●MF香川真司
―先制したあと慎重になった?
「良い時間に点を取ってリードした。予想どおり、相手も後半は激しくきた。耐えればチャンスだと頭に入っていた。チャンスはあったんだけど」

―2本シュートを放ったが?
「ゴール前でボールが来なかった。その前の組み立てるところで前に来なかった。リズムをつくれなかった」

―メンバーがしょっちゅう代わるのが原因?
「選手間では長くやってるから大丈夫。なかなか前にボールが入らないし、フリーでもらえるチャンスがない。原因? うーん。もっと(パサーに)見てほしいですけどね。見れないかもしれないけど」

―相手のディフェンスは?
「よかった。コンパクトに人数をかけて守備をする。フリーで最後をやらせてくれない。最後、マリオ(ゲッツェ)が突っかけて仕掛けていく崩しをもっとやらないといけなかった」

―早い攻撃で、自分が絡まずに終わってしまった?
「それはある」

―前線で残ってプレーできるのは前進では?
「ウィンターブレイクまでリーグ戦2試合、チームが勝つことだけ。必ずブレイクが明けたら良くなる自信がある。前に比べたら良くなっている。崩しはボールが入らなかったりしたが、我慢強くやって、この2試合に勝つことだけに集中していきたい」

―ウインターブレイク明けへの自信はなぜ?
「自分にももっとボールが入ってくるようになると思うし、前半から後半にかけてのプレーは、Jのときも体が動くようになっていったし、自信はある」

―縦への速さはそれはそれであり?
「もちろん僕らの良さですから。ただ、それプラス、どこかでタメをつくりながらPA内で人数が絡んで攻撃していくのがなかったかなと思う。あってもゴール前3分の1の精度がないかな、と」

―守り切れる自信があったかと思ったが?
「今日みたいな試合は、ああいう時間帯で追加点を取らなきゃいけない。相手は前線にパワーがあるし、怖さもあった。早いうちに2点目を取れればよかったかなと思う」

―前半戦の手応えは?
「うーん。まあ、なんだかんだいってこの順位(2位)。徐々に良くなっていると感じる。後半戦、期待できると思っている」

(取材・文 了戒美子)

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