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開幕から17試合連続ベンチ外…矢野「こうなるとは思ってなかった」

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 ブンデスリーガは17日、第17節を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはアウェーでフライブルクと対戦し、4-1で快勝した。香川は前半7分に先制点をアシストすると、後半も絶妙なスルーパスで2得点の起点となるなど存在感を見せ付けた。フライブルクのFW矢野貴章は開幕から17試合連続でメンバー外となり、ウィンターブレイクに入った。

以下、試合後のコメント

●FW矢野貴章
―冬の移籍は考えている?
「そうですね。そういうことも一応視野に。そうなるかは分からないけど」

―進展は?
「どうですかね。僕が行きたいと言って、行けるものではないので」

―移籍先は欧州で探す?
「そうですね。ドイツにこだわりはないですけど」

―日本に戻る可能性は?
「分からないです」

―開幕前の評価と違った?
「こうなるっていう言い方もおかしいけど、こうなるとは思ってなかった。だれも予想してないだろうし」

―監督と話は?
「そういう話もあったけど、ここまでチャンスが回ってこないとは思わなかったし、こうなるとも思わなかった。話し合いの結果がどうこうではない」

―移籍先を探すのは試合に出られるところ?
「試合に出られないところに移籍する意味はない。可能性のあるところという意味ではそうです」

―欧州での手応えはあるということ?
「自分の力がまったく通用しないとはさすがに思っていないし、それだけでこういう状況かはよく分からない。結局、一度もベンチにも入ってない。でも、それは監督が決めたこと。それは受け止めているし、見返せるように、監督の判断を覆せるようにと思ってやっていた」

―ベンチにも入らないのは、フェアじゃない?
「でも、監督が認める力が自分にはなかったと思ってやってきたし、監督は自分を必要としなかったわけだから、ここで終わりじゃないし、ここでやることがすべてじゃないと思ってやっていました」

―試合に出ないと難しい。
「出ないことには何の評価ももらえないです」

―代表のことは?
「常に代表は特別だし、選んでもらえるように、その舞台に行くには、試合に出ないと行けないですよね」

(取材・文 了戒美子)

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