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プレミアリーグ第29節4日目:マンCがホーム全勝を維持、アーセナルが3位に浮上

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 プレミアリーグは21日、第29節4日目の4試合を行い、2位のマンチェスター・シティはホームでチェルシーに2-1の逆転勝利を収め、首位のマンチェスター・ユナイテッドを追走している。ロベルト・ディ・マッテオ監督就任後、5戦目で初黒星を喫したちチェルシーにとっては、週末のトッテナム戦を前に痛恨の一敗を喫してしまった。

 そのトッテナムは、ホームにストーク・シティを迎えた。試合を圧倒的に支配していたトッテナムだったが、後半30分にロングボールをDFロベルト・フートが頭で流したところをFWキャメロン・ジュロームに決められ、リードを許す。苦しい展開を強いられたが、試合終了間際には何度もゴールに迫っていたMFガレス・ベイルのクロスをMFラファエル・ファン・デル・ファールトが決めて1-1に追いつき、何とか勝ち点1を確保した。

 トッテナムを追う4位のアーセナルは、敵地でエバートンと対戦。立ち上がりから攻め込むと、前半8分、FWロビン・ファン・ペルシーのCKからDFトマス・ベルメーレンがヘディングを決めて先制する。同31分にはエバートンもMFティム・ケーヒルのパスからMFロイステン・ドレンテが抜け出してゴールを決めた。リプレーを見ると最終ラインをうまく攻略しているのだが、オフサイドと判定されてゴールは認められない。アーセナルもチャンスはつくったが、生かせない。結局、早い時間帯にベルメーレンが挙げたゴールが決勝点となり、アーセナルが6連勝。勝ち点を55に伸ばし、勝ち点54のトッテナムを抜き、3位に浮上した。

 QPRとのアウェー戦を迎えたリバプールは、後半9分にDFセバスティアン・コアテスのゴールで先制。同17分にもFWディルク・カイトが追加点を挙げて2-0とした。このまま勝ち点3を持ち帰るかと思われたが、悪夢のような結末が待っていた。同32分にMFショーン・デリーに1点を返されると、同41分にはFWジブリル・シセに同点ゴールを許してしまう。さらにロスタイムにはリバプールの守備陣が混乱を見せ、決定機を与えられたFWジェイミー・マッキーがスタジアムを熱狂させる逆転ゴールを挙げた。降格争いを繰り広げているQPRは、この勝利で1試合未消化のボルトンを勝ち点1上回り、暫定ながら残留圏内17位に浮上している。

マンチェスター・シティ 2-1 チェルシー
[マ]セルヒオ・アグエロ(78分)、サミル・ナスリ(86分)
[チ]ガリー・ケーヒル(60分)

トッテナム 1-1 ストーク・シティ
[ト]ラファエル・ファン・デル・ファールト(90+2分)
[ス]キャメロン・ジュローム(75分)

アーセナル 1-0 エバートン
[ア]トマス・ベルメーレン(8分)

QPR 3-2 リバプール
[Q]ショーン・デリー(77分)、ジブリル・シセ(86分)、ジェイミー・マッキー(90+1分)
[リ]セバスティアン・コアテス(54分)、ディルク・カイト(72分)


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