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マドリッドダービーで異彩を放った“謎のホワイトシューズ”

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 ダービーマッチを制し、バルセロナとの勝ち点差4をキープしたレアル・マドリー。リーガ・エスパニョーラ第33節、アトレティコ・マドリーの本拠地であるエスタディオ・ビセンテ・カルデロンに乗り込んだ「マドリッドダービー」はFWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどでレアルが4-1で快勝し、2試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 27試合ぶりの無得点に終わった前節のバレンシア戦(0-0)を受け、先発4人を入れ替えて臨んだ試合。3月24日のソシエダ戦(5-1)以来、3試合ぶりに先発起用されたMFカカは、緑のピッチの上でひときわ映える白いスパイクを履いてゲームに臨んでいた。途中出場だったバレンシア戦に続き、真っ白な中でつま先部分だけが赤く彩られたシューズは異彩を放つ。

 4シーズンぶりのリーガ制覇へ突き進むチームの中、タレント豊富な攻撃陣は熾烈なポジション争いも繰り広げている。この日はMFエジルに代わってトップ下で先発出場。前半13分にはMFディ・マリアの右CKからこぼれ球をカカが左足でシュート。DFのブロックに弾かれたが、劣勢の試合展開の中、果敢にゴールを狙った。

 自身の先発定着と、リーガ&欧州CLの2冠を目指すチームの勝利のために取り入れたカカの“新兵器”か? レアルが仕切り直しの勝ち点3を挙げたダービーで、謎のホワイトシューズがひときわ異色を放っていた。

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