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チェルシー対QPR、試合前の握手はなし

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“握手拒否”を未然に防ぐ

 29日のプレミアリーグ第36節では、チェルシー対QPRの一戦が行われる。この試合を前に、プレミアリーグはキックオフ前の握手をしないことを決断した。

 これは、前半戦で起きた騒動が原因だ。チェルシーDFジョン・テリーは、QPRのDFアントン・ファーディナンドに人種差別発言をした疑いがある。今でも容疑は晴れておらず、イギリスメディアは先日、QPRの選手たちが試合前にミーティングをして、チェルシー戦でテリーとの握手をするべきかを話し合うと伝えていた。

 プレミアリーグでは今シーズン、試合前の握手をめぐって、大きな騒動が起きた。マンチェスター・ユナイテッドDFパトリス・エブラに対する人種差別発言でペナルティーを受けたリヴァプールFWルイス・スアレスが、エブラとの握手を拒否した一件だ。

 プレミアリーグは、再び同じ現象を起こさないため、握手そのものを行わないことにした。同リーグの公式サイトで26日、発表されている。「試合前に握手をするという慣例は変わりません」としているものの、今回は起こり得る可能性を考慮して決断したとのことで、両チームの選手が握手を交わすことなく、試合が始まることになるようだ。

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