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トッテナムがボルトンに快勝し、3位アーセナルに迫る

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 プレミアシップは2日、延期されていた第34節の18位ボルトン対4位トッテナムの一戦を行った。ボルトンに所属する日本代表FW宮市亮は、この試合もベンチスタート。試合終了間際の後半39分からピッチに立ったが、ボールに触れたのは一度だけ。結局、ボルトンは1-4で敗れ、18位のまま。降格圏を抜けられずに、残り2試合で残留を賭けて戦うこととなった。

 試合は立ち上がりからトッテナムが主導権を握る。前半12分にはMFガレス・ベイルのシュートをボルトンGKアダム・ボグダンが好セーブを見せる。さらにこぼれ球をMFラファエル・ファン・デル・ファールトが狙ったが、これもボグダンが体を張って守り、先制点を与えない。

 立ち上がりのトッテナムの猛攻を凌いだボルトンは、前半35分、左サイドを突破してチャンスをつくると、右サイドにボールを振ってからの折り返しをFWダビド・ヌゴグがシュート。しかし、こちらもトッテナムGKブラッド・フリーデルが守り、ゴールを許さない。

 均衡が破れたのは前半37分、トッテナムのCKからのサインプレーが決まる。ファン・デル・ファールトがPA外ゴール正面やや左に待つMFルカ・モドリッチにパスを出す。モドリッチがボールをコントロールして強烈なシュートを右足で叩き込み、1-0とトッテナムが先制した。

 後半に入り、ボルトンも反撃に出る。後半6分にはロングスローから、最後はMFナイジェル・レオ・コーカーが決めて、1-1の同点に追いついた。しかし、この後が続かない。後半14分にはトッテナムのベイルが左サイドを突破する。そこからの折り返しをファン・デル・ファールトが決めて、2-1と再びリードを奪う。さらに、そのわずか2分後にも、MFアーロン・レノンの突破から、PA内中央に走り込んだFWエマニュエル・アデバヨルがフリーで決めて、3-1と試合を決定づけた。さらに同24分にも、ベイルのパスから最終ラインを抜け出したアデバヨルが、自身この試合2点目となるゴールを決めて、一気に勝負を決めた。

 ボルトンも、日本代表FW宮市亮を後半39分にピッチに送り出したが、見せ場はつくれず。ボルトンは1-4で敗れたことで、18位のまま。対するトッテナムは3位のアーセナルと勝ち点差1に迫っている。


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