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[国際ユースサッカーin新潟]新潟選抜GK伊勢亀、U-17代表指揮官賞賛の好守

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[7.14 国際ユースサッカーin新潟第2戦 U-17日本代表0-1 U-17新潟選抜 新発田市五十公野公園陸上競技場]

 U-17日本代表の吉武博文監督も「相手のGKが良かった」と賞賛するパフォーマンスだった。U-17新潟選抜のGK伊勢亀大輝(新潟工高2年)がビッグセーブを連発してU-17代表を完封。「ここでゼロで抑えることで自分が代表になれることもあると思って、気持ちを高めて臨みました」という182cmの守護神は、派手なセービングでU-17代表の前に立ちはだかり、地元の観衆の心も鷲掴みにするような90分間だった。

 MF三好康児の左足ミドルやMF杉本太郎のコントロールショットがコースを正確に突いてきたが、「シュートセーブと前への飛び出し」が武器という伊勢亀は抜群の反応で手に当ててゴールを許さない。またDF石田崚真に至近距離から放たれたシュートもストップした。「ディフェンスラインが全体で身体を張ってゴールを守ってくれた」と感謝したGKはチームメートの好守も支えに完封勝利。「後半は(U-17代表のベンチが)近かったので」意識していたというU-17代表・吉武監督の前でアピールに成功した。

「判断や足元の技術を高めて安定したGKになりたい」という目標を持つ伊勢亀。U-17アメリカ代表との最終戦に先発するかどうかは未定だが、出場すれば勝利に貢献して逆転Vへの力となる。

(取材・文 吉田太郎)

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