beacon

G大阪ユースのU-18代表候補MF高木、プレミア制覇へ「優勝するためには負けないことが大切」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 U-18日本代表候補のガンバ大阪ユースMF高木彰人(3年)は世代を代表するアタッカーだ。昨年のナビスコ杯ですでにトップチームデビューを果たしているMFは今年、G大阪ユースでSHやトップ下のポジションを経験。持ち味の突破力と得点力に加えて守備での貢献度も非常に大きい。先制PKを決めたプレミアリーグ開幕戦(4月12日、対名古屋U18)後に今季の意気込みなどを語った。

―前線からの守備で本当に良く走っていたという印象
「ボール欲しかったというのもあるし、去年、後期の名古屋との試合でもカウンターでやられたというのが頭をよぎってきょうは守備を意識しました」

―前半はなかなか個人で突破することができなかったが、後半にPKを獲得した
「点は決めたかったし、トップ下なんでもっともっと自分が仕掛けて相手から怖い存在になれたらというのがあったんですけど、まだ技術が低くて。ドリブルできても次のパスが繋がらなかったりした。改善していかなければいけない」

―PKのシーンは上手く前を向いた
「あそこまで行くのにみんなでいいリズムでパスが回っていた。スルーと言わんと、食野がスルーして前に走ってくれた。自分のマークがつられたんでゴール行けるわと思って前向いたら押された。ゴール見えて後ろから来ているDFはちょっと感じたんですけど。PKよりは普通に決めたい。ターンしてから次のシュートまでが遅い。ターンした後の次の一歩を速くしたいと思いました」

―今回はトップ下のポジション
「結構楽しいですね。自分もゴールに近いところでやりたい。真ん中の近くでやりたいというのはあります」

―今後へ向けては
「いいスタートは切れたと思うのでこれから一年間続けられるかがプレミア優勝にも繋がってくる。優勝するためには負けないことが大切だと思うんで、勝ち点を積み上げられたい。(今年は)先制された試合がない状態。プレミアやっていくうちに絶対先制されると思うんで、それが出てない課題というかやってみないと分からないところ。大学生との練習試合では先制された経験もあるんですけど、公式戦の雰囲気は違う。そこでどう対応できるか」

―弟の慎也クンも香川西で結果を残している
「(中学時代から)ちょくちょく点は決めてくるというのはあった。(特長は)結構オレ見て育っている感じなんで(強引な突破なども)。気持ちはオレよりあるから密集地帯飛び込むところとかはオレよりもあると思う。弟に負けていられないです」

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
2015プレミアリーグWEST

TOP