関東・静岡の強豪校の1年生たちがリーグ戦で力を磨いた「2023 関東ROOKIE LEAGUE」は、全日程終了後にAリーグ・Bリーグの優秀選手を発表した。Bリーグ7位・武南高(埼玉)からはGK笠井達喜(プレジール入間出身)が優秀選手に。その笠井が「2023 関東ROOKIE LEAGUE」の感想や今後への意気込みを語った。

■ルーキーリーグを振り返って
―リーグ戦を通して、どういった場面で自分のプレーが出せましたか?プレー内容についても教えてください。
「試合中の安定感という面で、チームが追い込まれた場面でも気持ちでは負けずに体を張ったプレーでチームを鼓舞するようなプレーができたと思う」

―特に記憶に残った試合とその理由を教えてください。
「初戦の昌平高校戦。チームが始動してから初の公式戦で結果は敗戦だったけど、個人やチームとしてしっかり戦えていて、今も印象に残っているから」

―リーグ戦を通して、課題だと感じたところはありましたか?
(1)個人の課題
「足元がおぼつかない場面がいまだにあるので、そこを完璧にしていきたい」
(2)チームの課題
「決定力がまだ足りないと思う。前半に先制できる試合など、そういった時に決め切れたら後半の試合展開が楽になると思う」

―自分のプレーで見て欲しいところ、他の選手に負けたくないところは?
「セカンドボールの処理。GKとして、ファーストのボールのセービング反応するのは当たり前だけど、そこで弾いたボールに反応するための起き上がりを常に意識しているから」

■今後の目標について教えてください
―個人として、高校3年間と将来の目標
「3年生の時までにトップチームに入り、スタメンとして試合に出場すること」

―チームの目標
「武南のサッカーである上手さに加え、強さという部分で決められるところを決め切る力を上げたり、失点数を減らし、相手にとって圧倒的なチームを目指していきたい」

―最後に憧れの選手と、憧れている理由も教えてください。
選手名:「前島拓実(武南)」
理　由:「武南高校のGKの先輩。全国出場チームのキャプテンで、プレー面での尊敬はもちろんだけど、そこに加えて人間性や生活面において誰より意識が高く、そういった部分をとても尊敬しているから」

(協力 金澤友紀/スポーツらぼ御殿場)