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[プリンスリーグ]屈辱を胸に。G大阪ユースが磐石の4連勝!(G大阪ユースvs.草津東高)

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[4.29 JFAプリンスリーグ関西2部第4節 G大阪ユース 3-1 草津東高]

 JFAプリンスリーグ(U-18)関西2部第4節、首位・ガンバ大阪ユース(大阪)対2位・草津東高(滋賀)の首位決戦はG大阪が3-1で快勝した。

 昨年、屈辱の2部降格という憂き目に合ったG大阪。「2部スタートは悔しいけど、現実を見ないといけない。でも、1部であっても、2部であってもガンバはガンバ。誇りがあるので、絶対に負けたくない」と主将を務めるMF大森晃太郎が語ったように、開幕から意地の3連勝を見せている。この試合も「G大阪ここにあり」と思わせるサッカーで、草津東を圧倒した。

 1-0で迎えた18分に、オウンゴールを献上し、リーグ初失点を喫したが、これで目が覚めたのか、大森、水野旭望月聖矢を軸に、G大阪らしいパス回しで、中盤でリズムを作っていく。

 後半15分に右サイドを突破した大森の折り返しを、FW石原雅仁が蹴りこんで勝ち越しに成功すると、21分には抜け出した石原のループシュートはバーに嫌われるも、こぼれをFW原口拓人が押し込んで、試合を決定付ける3点目を奪った。

 その後、試合は圧倒的なG大阪ペースとなるが、次々と訪れる決定機を、草津東のGK村上昌謙のファインセーブや、シュートミスでものに出来ず、これ以上スコアは動かなかった。フィニッシュの精度に課題を残したG大阪だが、これで開幕から無傷の4連勝を飾り、首位の座をがっちりと守った。

(取材・文 安藤隆人)

特設:プリンスリーグ(U-18)2010
特設:プリンスリーグ関西
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