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[プリンスリーグ]結果を求めた東海大三が快勝飾る!(富山国際大付vs東海大三)

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[5.3 JFAプリンスリーグ北信越2部第6節 富山国際大付高 1-4 東海大三高 富山一高G]

 JFAプリンスリーグ(U-18)北信越2部第6節、富山国際大付高(富山)対東海大三高(長野)は東海大三が4-1で快勝した。

「今日は結果が欲しかった」と奈良井薫監督が語ったように、立ち上がりからから攻勢に出たのは東海大三だった。東海大三は前線に長身の西村光平を置き、彼をターゲットにトップ下の今福裕紀、右サイドの平林良平が積極的に絡んで攻撃に厚みをもたらす。29分にはクサビを受けた今福が、ゴール中央の位置からシュートを決め、先制に成功する。そして直後の31分には、左サイドを突破したMF戸田駿がGKを引き付けてからセンタリング。中央でフリーとなった西村が無人のゴールに蹴りこんで、すかさずリードを2点に広げた。

 だが、「今日のみんなの動きは何か変だった」と奈良井監督も首を傾げたように、リードを広げながらも連携面でミスが多く、攻撃の組み立てに戸惑うと、35分には富山国際のロングボールに対し、PAを飛び出したGK山口洸がクリアミスし、FW高柳幹太に無人のゴールに蹴りこまれてしまった。

 その後もバタついた東海大三だったが、リードはキープしたまま後半へ。ハーフタイムに奈良井監督のゲキを受けた東海大三は、17分に戸田に代えて、MF溝口裕之を投入すると、平林をボランチに、溝口を右サイドハーフに、ボランチだった小池駿也を左サイドハーフへ移す。この采配が的中し、中盤が活性化すると、30分にMF小口拡が、41分には西村が決めて、終わってみれば4-1のスコアで快勝を納めた。

(取材・文 安藤隆人)

特設:プリンスリーグ(U-18)2010
特設:プリンスリーグ北信越
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