beacon

[SBSカップ]静岡ユース、U-18メキシコ代表から3ゴールもPK負け

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8・20 SBSカップ国際ユースサッカー 静岡ユース3-3(PK2-3)U-18メキシコ代表 草薙陸]

 U-18日本代表、U-18オーストラリア代表、U-18メキシコ代表、そして静岡ユースの4チームが参加して行われているSBSカップ国際ユースサッカー(静岡)は大会2日目の20日、第1試合で静岡ユース対U-18メキシコ代表戦を行い、静岡ユースは3-3からのPK戦の末、2-3で敗れた。静岡は21日の最終戦でU-18日本代表と対戦する。

 試合は前半14分、MF風間宏矢(清水商高)の右CKをニアサイドへ飛び込んだCB犬飼智也(清水エスパルスユース)が頭で合わせて静岡ユースが先制。20分にクロスのこぼれ球をFWアレハンドロ・レイヴァ(アトラス)に押し込まれて同点に追いつかれた静岡だが前半29分、風間の左CKから再びニアサイドの犬飼が頭で合わせて勝ち越す。さらに38分にはシュートのこぼれ球をつなぎ、最後はMF石毛秀樹(清水エスパルスユース)の絶妙なラストパスからMF荒木慎平(藤枝東高)が右足で決めて3-1へ突き放した。

 それでも圧倒的にボールを支配するメキシコは直後にゴールを奪い返して1点差とすると、後半13分にも右FKからMFラウル・ロペス(チーバス)が決めて3-3に追いつく。静岡はカウンターから交代出場のFW加賀美翔(清水エスパルスユース)が決定機を迎えるなどチャンスもつくったが勝ち越すことができず。PK戦ではGK福島春樹(静岡学園高)が相手の3人目を止めたものの、1人目のMF風間宏矢(清水商高)、4人目のFW澤上竜二(飛龍高)、そして5人目の犬飼の3人がメキシコGKルイス・カルデナス(モンテレイ)に止められて2-3で競り負けた。

[写真]静岡ユースは荒木のゴールなど3得点もPK戦で敗れる
(取材・文 吉田太郎)

TOP