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右ひざ痛の岡崎が執念の同点弾、「強引にいったのが良かった」

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[4.17 J1第7節 G大阪1-1清水 万博]

 右ひざ痛を押して強行先発した清水エスパルスのFW岡崎慎司が意地の同点ゴールを叩き込んだ。0-1の後半25分、MF兵働昭弘の右クロスをFWヨンセンが胸で落とし、岡崎が右足でゴールにねじ込んだ。

 長谷川健太監督は「今日は岡崎らしくない、ゴール前でのミスが多かった。そのへんは足の痛みもあると思う。今週、右足でのシュート練習がほとんどできない状況だったので仕方ないのかな」と指摘。「それでも、彼のゴールに対する執念でゴールが生まれたと思う」と、万全のコンディションではなくてもゴールという結果を残したエースを称えた。

 前日16日に24歳の誕生日を迎えた岡崎は「フローデ(ヨンセン)がいい落としをしてくれて、思い切り打ったら運良く入った。強引にいったことが良かったと思う」と自身のゴールを振り返ったが、勝ち点3を逃したことは悔しかった様子。「前半は消極的な試合になってしまった。ガンバのカウンターを注意し過ぎて、チャレンジできなかった。後半に(前半の課題を)修正できたことは良かった。後半のような試合を常に90分間できるようにしたい」と貪欲に語っていた。

(文 西山紘平)

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