beacon

闘莉王とダニルソンのゴールで名古屋が首位と勝ち点2差に迫る

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.28 J1第15節 名古屋2-1湘南 瑞穂陸]

 名古屋グランパスはDF田中マルクス闘莉王とMFダニルソンのゴールで湘南に2-1で競り勝った。これで中断明け3戦負けなし(2勝1分)。前日27日に首位の鹿島が引き分けに終わったため、順位は3位と変わらないものの、首位と勝ち点2差まで詰め寄った。

 立ち上がりからサイドで高い位置を取り、ボールを支配した名古屋は前半17分、FKから流れたボールをDF増川隆洋が頭で落とし、ゴール正面の闘莉王が押し込む。湘南守備陣よりも頭ひとつ抜け出す高さで、今季4得点目となる先制点を奪った。

 後半に入ってもペースは変わらない。積極的に前へ前へとボールを送り、徹底したサイド攻撃で湘南ゴールに攻め込んだ。後半23分にはPA外からダニルソンがミドルシュート。遠めから狙ったシュートは、しっかりと相手ゴール右隅に吸い込まれた。

 昨季はJ2の札幌で41試合に出場し6得点を挙げるなど攻撃的なボランチとして評価を高め、今季名古屋に加入。待望の移籍後初ゴールとなった。

 後半34分にカウンターから1点を返されたが、残り時間をしっかり守り切り、2-1の逃げ切り勝ち。ダニルソンは試合後のインタビューで「初ゴールが勝利に結びついてうれしい」と喜んでいた。

(文 片岡涼) 

「ゲキサカ」ショート動画

TOP