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愛媛がジョジマール&赤井弾で札幌下し、白星発進

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[3.5 J2第1節 愛媛2-0札幌 ニンスタ]

 開幕戦をホームで迎えた愛媛FCはコンサドーレ札幌にFWジョジマールとMF赤井秀一のゴールで2-0で勝利した。

 前半12分、スルーパスに抜け出したジョジマールがPA内右からゴールを狙ったがポスト左へ外れた。しかし同16分、DF高杉亮太のパスをPA手前左で受けたFW齋藤学が切り返しから右サイドへ流した。これをジョジマールが左足で蹴り込み、愛媛が先制に成功した。

 同28分には札幌のFW内村圭宏に強烈なミドルシュートを打たれたが、GK川北裕介がファインセーブをみせた。そのまま前半を1-0で折り返すと、後半に入っても愛媛が試合の主導権を握った。後半11分、ジョジマールからのパスを受けた赤井が大きく切り返して右足を一閃。これがゴールネットを揺らして、2点目を決めて試合を決定づけた。

 愛媛によると先制ゴールを決めたジョジマールは「去年は取れていなかったので、すごくうれしい。開幕戦で決められてよかったので、続けていきたい」とゴールの喜びを話した。また、追加点を挙げた赤井は「今季は10得点を目標にしているので点を取り続けたいが、まずはチームが勝つことが第一。ただ、点を取ることでチームの勝利につながると思うので頑張りたい」と今後へ向けて意気込んだ。

 敗れた札幌にとってはGK高木貴弘の不在がもろに表れる結果となってしまった。高木は1日の練習で右大腿二頭筋肉離れのけがを負い、全治6週間と診断された。この日はリーグ戦初出場のGK李昊乗がゴールマウスを守ったが、結果は2失点。ほろ苦いリーグ戦デビューとなってしまった。札幌のGK陣は高木だけでなく、高原寿康が右アキレス腱断裂で長期離脱中。高木と高原が戻ってくるまでは、まだまだ時間がかかる。全員守備でなんとか凌いでいくしかない。

(文 片岡涼)

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