[5.2 J1第9節 京都 0-1 名古屋 西京極]

　5位の名古屋グランパスは前半41分、FW杉本恵太の絶妙な右クロスをファーサイドのFWダヴィが頭で合わせて決勝ゴール。1-0で勝ち、3位へ浮上した。
　右足首負傷の日本代表FW玉田圭司を欠いたこの試合。ストイコビッチ監督はJ初先発となる20歳のMF福島新太を中盤に抜擢し、後半37分からはJ初出場となる18歳の新人MF田口泰士も起用するなどアウェーで思い切った采配を見せた。そして期待に応えた若手の奮闘もあり1-0で勝利。名古屋によると指揮官は「今日はチームにフレッシュさを加えるため若い選手達を使いました。ただ、誰が出場しても良い形で戦えると思っています。今日は福島が先発しましたが、我々のやるべきプレーを見せてくれましたし、戦術もしっかりと全うしてくれました」と評価するなど、若手たちの戦いぶりを讃えていた。

(文　吉田太郎)