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東京V、今季初勝ち点もアクシデント。平繁&土肥が負傷。土肥はアキレス腱損傷か

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[5.4 J2第10節 東京V0-0FC東京 味スタ]
 東京ヴェルディはライバルのFC東京に0-0で引き分けて連敗を3止め、今季初勝ち点を手に入れた。今後の巻き返しに向けて流れが上向くかと思われるが、FW平繁龍一が前半途中に、GK土肥洋一が後半ロスタイムに負傷するアクシデントが襲った。
 平繁はこの日が移籍後先発だったが、前半途中にドリブル突破の際に腰を痛めた模様。数分間プレーしていたが、前半28分にFW平本一樹と急きょ交代した。前節の鳥栖戦で途中出場ながらゴールを決めて調子を上げてきていた。この日も持ち味のスピードを活かして再三、DFラインの裏を突いていただけに、悔やまれる交代となった。ただ重症ではないようだ。
 一番心配されるのは、土肥の状態。後半ロスタイム、抜け出してきたF東京FWペドロ・ジュニオールの突破を止めようと飛び出した際、左足を痛めた。立ち上がれなくなり、担架でピッチを後にした。すでに交代枠を使い切っていたが、土肥は戻ることができず、FWの平本がGKを務めた。
 クラブによると、左アキレス腱を痛めた可能性があり、試合後すぐに病院に向かったという。まだ検査結果は発表されていないが、ふくらはぎ痛の可能性もあるが、いずれにせよ川勝良一監督は「軽い怪我ではない」と話しており、最悪の場合、断裂など長期離脱の可能性がある。
 土肥は今季、メディカルチェックで異常が見つかったため選手登録が遅れ、開幕から2試合は柴崎貴広に先発の座を譲っていたが、元日本代表で、ドイツW杯のメンバー選出など経験が豊富。長期離脱となると、J1復帰を目指す東京Vには大きな痛手となる。
[写真]ロスタイムに負傷した土肥
(取材・文 近藤安弘)

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