beacon

水戸対熊本は互いに決め手欠き両監督も「納得のドロー」

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.14 J2第12節 水戸0-0熊本 Ksスタ]

 水戸ホーリーホックロアッソ熊本の一戦は互いに決め手を欠き、スコアレスドローに終わった。水戸はこれで3試合連続の無得点。ホームでは今季4試合負けなし(2勝2分)としたが、開幕2連勝後4戦白星なし(2分2敗)となかなか勝ち点を伸ばせずにいる。

 水戸は後半10分、MF村田翔のFKにFW岡本達也が飛び込むが、わずかに届かず。同40分には途中出場のMF島田祐輝がドリブルで切れ込み、GKを引き付けて横に流したが、岡本のシュートはDFがヘディングでクリア。決定機を生かせなかった。

 熊本は3試合連続の無失点と堅守が光るが、一方で得点は最近4試合でわずか1得点。後半14分にはDF市村篤司の右クロスからFW長沢駿がヘディングシュートを放ったが、GKの好セーブに阻まれた。高木琢也監督は「ボールの入れどころなど、やっていこうということはできていたが、そこから先、ボールが入ってからどうするのかというところがいまひとつできなかった。そこにゴールを奪えなかったという課題があった」と振り返った。

 クラブによると、水戸の柱谷哲二監督は「お互い後半1本ずつ絶対入るようなチャンスがあった。結果的には納得のドローだと思う」とコメント。熊本の高木監督も「今日、勝ち点1を取れたことは素直な気持ちで言うと、よかったなと思います」と話し、両指揮官ともに痛み分けという結果を受け入れていた。

(文 西山紘平)

TOP