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最下位対決は勝ち点1を分け合う、横浜FCはまたもホームで勝てず

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[5.14 J2第12節 横浜FC1-1岐阜 ニッパ球]

 前節終了時点で1勝4敗、4得点8失点とまったく同じ成績で19位タイと最下位に低迷していた横浜FCFC岐阜の試合は勝ち点1を分け合い、互いに浮上のきっかけをつかめなかった。

 試合は前半10分、MF染矢一樹の左クロスにFW佐藤洸一が頭で合わせ、岐阜が先制点。1点を追う横浜FCは同35分にMF藤田優人のロングフィードがDF野田明弘のオウンゴールを誘い、同点に追い付いた。

 岐阜はこの失点場面でGK野田恭平が野田明と交錯し、負傷。前半終了までプレーを続けたが、ハーフタイムにGK村尾龍矢と交代するアクシデントに襲われた。

 横浜FCは後半開始から負傷明けのFWカイオ、MFファビーニョを投入し、攻勢を強めるが、次の1点を奪えない。後半9分、相手のクリアミスを拾ったファビーニョのシュートはGKの好守に阻まれ、同11分にはMF荒堀謙次のスルーパスにFW西田剛が抜け出したが、シュートはゴール左に外れた。

 今季いまだ1勝の横浜FCはホームで勝利がない。シーズン前は昇格候補にも挙げられたチームがまさかの出遅れ。この日ブラジル人選手2人が開幕戦以来の復帰を果たしたことが唯一の光明か。

(文 西山紘平)

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