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欧州デビューの乾「ある程度手応えを感じた」

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 ブンデスリーガ2部は12日、第4節1日目の3試合を行った。MF乾貴士が所属するボーフムはホームで昨季1部のザンクトパウリと対戦。先制したものの逆転され、1-2の敗戦を喫した。乾は初先発で欧州デビュー。先制点の起点となる活躍を見せたが、白星を飾ることはできなかった。

以下、試合後の一問一答

―緊張はあった?
「緊張はそんななかった。あのピッチ、あの応援めちゃくちゃ興奮した。J2であんなことない、こっちはすごくいい雰囲気で気持ちよくやれました」

―試合の入り方はいい感じ?
「(4-2-3-1のトップ下をやって)真ん中をやるのは今日が初めて。メンバー的にも練習で合わせた感じがなかった。いきなりだが、フライヤーもデニスも上手かったので。やりやすかったです」

―リズムを作る事と出て行くことどちらを意識?
「どっちもです。自分でやろうと思っていた。ボールに触らないと意味がないので受けようというので。交代したボランチも良かったのでやりやすかった」

―立ち上がりの良いリズムから、先制して停滞した??
「失点が痛かったと思います。あそこで耐えられていたらまだどうにかなったかなと思います」

―先制点を振り返って
「後ろに返そうかなと思ったが、フライヤーが良いところに入ってたので。(練習では)前に行くチームではなかったので、自分が前にやろうと思っていた。そういう選手がいるので(練習では右SBをやっていたフライヤーが1トップで良い働きをしたので)、ああいう風に前に当てていくことをこれからはやっていきたい」

―このメンバーでの練習は?
「何もやってない。試合をみんなやってたので、デニスとはやっていたが、他とは合わせていなかった。フライヤーも右SBをやっていたくらいで、前で絡む事がなかった」

―フライヤーは感じてくれる選手?
「気をつかってくれる。やりやすい」

―いつこのメンバーと言われた?
「はっきり言われたのは今日。イメージもなく。監督は何も言わないので。今日の練習が終わってから言われました。フライヤーはうまいけど、右SBをやっていたので、ただそこ(右SB))の選手ではないというのはわかってましたけど」

―合流10日、手応えはある?
「やっぱりある程度手応えを感じたが勝たないと意味がない。勝ちたかったですね。デビュー戦は勝ちたい」

―テセからアドバイスはあった?
「試合前にありました。自分のやりたいことやって、エゴイストになるくらいデビュー戦だからやりたいようにやれって」

―それはできた?
「もっとやれたかなと思う。ある程度手応えあるし。点も取りたかった」

―後半のシュート(カウンターでフリーになった))について。
「ニアに行こうかなと思ってファーはキーパーに読まれてるかなと思った」

―チームの守備について。
「まだ、言える感じじゃないですね」

―ドリブルの切れ味はどれくらい?
「まだまだ全然。全然グラウンドはよかった。いい環境でやれていると思う。体のキレ的には、準備の問題だと思う」

―相手との間合い、足の長さとか、フィーリングは?
「最後はタックルしてくるし、慣れてる、うまい。その辺が何回かシュートを打とうとしてタックルを出されてる。わかっていかないと。適応していかないとダメ」

―空いてるけどパスが来ないシーンもあった??
「これから合わせていけばいい。そんなに焦らなくてもやれるチームだと思う。自分自身手応えもあったので、やれるメンバーだと思う。収穫もあったし。負けたのは悔しい。次から勝っていきたい」

―手応えはどんな感じであった??
「想像の範囲内。練習を見てても上手いやつもいる。フライヤーが前をやってくれたのがよかった」

(取材・文 了戒美子)

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