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ルーキー金園がホーム通算600点目のメモリアル弾も…磐田は3戦ぶり敗戦

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[10.15 J1第29節 磐田1-2鹿島 ヤマハ]

 大卒ルーキーFW金園英学のメモリアルゴールも勝利には結び付かなかった。ジュビロ磐田は鹿島に1-2で競り負け、3試合ぶりの敗戦。10勝8分11敗となり、再び黒星が先行した。

 前半から両サイドを起点にチャンスをつくり、CKからMF那須大亮のヘディングシュートがクロスバーを直撃するなど好機をつくっていた磐田。後半9分にセットプレーから先制点を許したが、同23分、右サイドでボールを持ったMF山田大記のアーリークロスから金園が最終ラインの背後に飛び出し、ヘディングで同点ゴールを奪った。

 8月14日の柏戦(6-1)以来、約2ヵ月となる金園のゴールが、クラブ通算ホーム600点目。節目のゴールで一気に逆転といきたかったが、直後の後半25分、MF柴崎岳のクロスからDF山本脩斗が痛恨のオウンゴールで再び勝ち越しを許してしまった。

 後半37分には汚名返上とばかりに山本脩がオーバーラップから自らフィニッシュを狙うが、シュートは枠外。MFロドリゴ・ソウトが負傷欠場した影響で那須がボランチに入り、山本脩が左SBで2試合ぶりに先発したが、最終ラインの乱れから2失点を喫する形となり、1-2で敗れた。

 柳下正明監督は試合後のインタビューで「ほんのちょっとしたところ。集中力が欠けたわけではないだろうけど、そういうところがまだ少し足りないのかなと思う」とコメント。リーグ戦は残り5試合となり、勝ち点は38のまま。前節終了時点で16位だった甲府が勝って勝ち点を30に伸ばす中、「J1に残ることは最低限だけど、大事なこと。それから一つずつ順位を上げていかないといけない」と、まずは早めにJ1残留を確定させることを目標に掲げていた。

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