日本サッカー協会は6日、13日のキリンチャレンジカップ2008・シリア戦(ホムスタ)、同19日のW杯アジア最終予選・カタール戦(ドーハ)に臨む日本代表メンバー25人を発表した。カタール戦直前に現地合流となる欧州組のコンディションが未知数のため、岡田武史監督は「いつもより少し多めに呼んでいる」と説明。DF安田理大(G大阪)、MF橋本英郎(G大阪)、FW田中達也(浦和)らが復帰したが、初招集選手はゼロで、「このチームのやり方を知っているメンバーで選んだ」と強調した。また、左太もも裏肉離れで離脱中のMF稲本潤一(フランクフルト)についても「もし15日の試合(ドルトムント戦)に万全の状態で出ていたら呼ぶ可能性もある」と追加招集の可能性を示唆した。12日にACL決勝第2戦を控えるG大阪勢はシリア戦後の14日に合流する。

以下、日本代表メンバー

▽GK
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(川崎F)

▽DF
寺田周平(川崎F)
中澤佑二(横浜FM)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
阿部勇樹(浦和)
長友佑都(F東京)
安田理大(G大阪)
内田篤人(鹿島)

▽MF
中村俊輔(セルティック)
橋本英郎(G大阪)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎F)
松井大輔(サンテティエンヌ)
今野泰幸(F東京)
長谷部誠(ボルフスブルク)
香川真司(C大阪)

▽FW
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
佐藤寿人(広島)
大久保嘉人(神戸)
田中達也(浦和)
岡崎慎司(清水)

▼過去のメンバーリスト
10月11日ウズベキスタン戦

(取材・文　西山紘平)