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アウクスブルクが3勝目で最下位脱出、細貝は大津との日本人対決制す

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 ブンデスリーガは10日、第16節を行い、MF細貝萌の所属する最下位・アウクスブルクはホームでMF大津祐樹の所属する3位・ボルシアMGと対戦し、1-0で競り勝った。

 細貝はダブルボランチの一角で8試合連続のフル出場を果たし、2試合ぶり今季3勝目に貢献。3試合ぶりにベンチ入りした大津も0-1の後半31分から途中出場し、ブンデスデビューとなった10月22日のホッフェンハイム戦(0-1)以来、6試合ぶり今季2度目の出場を果たしたが、得点に絡むことはできず、1-0のまま逃げ切ったアウクスブルクがフライブルクを抜いて最下位を脱出した。

 今季わずか3敗の3位ボルシアMGを破る大金星だ。今季、クラブ史上初の1部昇格を果たしたアウクスブルクが11月26日のボルフスブルク戦(2-0)に続くホーム2連勝で最下位を脱出した。前線からの積極的なプレスと体を張ったディフェンス。後半6分、ゴールほぼ正面のFKのチャンスからMFカルセン・ベルナーが横に流したボールをMFブラッカーが右足を振り抜くと、シュートは壁に入った選手に当たってコースが変わり、GKの逆を突いて先制のゴールネットを揺らした。

 その後も集中力を切らすことなく、ボルシアMGの反撃を跳ね返す。ボルシアMGは後半31分、最後の交代枠で大津を投入。4-4-2の左MFに入った大津は直後に左サイドでフリーでパスを受ける。1対1を仕掛けながらシュートを打つかと思われたが、パスを選択。同37分には絶妙なワンタッチパスを通すシーンもあったが、決定的なプレーを見せることはできなかった。

 細貝は後半41分に異議で警告を受けたが、1点リードを守り切ろうと必死のプレー。タイムアップの笛が鳴ると、ルフカイ監督がベンチ前でド派手なガッツポーズを見せるなど、ホームで上位チームを撃破したアウクスブルクが価値ある勝ち点3を手にした。


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