[11.18 国際親善試合 イタリア2-2ナイジェリア ロンドン]

　18日、国際親善試合のイタリア対ナイジェリア戦がロンドン(イギリス)で行われ、2-2で引き分けた。

　先制したのはイタリアだった。前半12分、中央でボールを受けたFWマリオ・バロテッリが力強いターンでDFを剥がすと、左前方のFWジュゼッペ・ロッシへスルーパス。GKと1対1となったG・ロッシがGKの頭上を射抜くシュートで先制点を決めた。

　だが、ナイジェリアが逆転に成功する。前半35分、左クロスをFWブライト・ディケが豪快なヘディングシュートでゴールへ叩き込んで同点。さらに39分には左サイドをワンツーとスルーパスで崩すと、クロスボールをニアサイドのショラ・アメオビが合わせて勝ち越した。

　それでもイタリアは後半2分、右サイドからバロテッリ、G・ロッシ、MFアントニオ・カンドレーバとつなぎ、最後はカンドレーバのラストパスをMFエマヌエレ・ジャッケリーニが右足でゴールへ流し込んで同点に追いついた。

　14年W杯ブラジル大会出場国同士の対決はこの後決定打が出ず、ドローで終わった。

[写真]イタリアFWバロテッリがボレーシュートを放つ